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それぞれの好きなもの、三人の書評
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風は立っているか

えっと、またもやお久しぶりです。そしてまた私です。黒羽です。
夏ですね。私は夏が嫌いです!

んで、今話題の映画「風立ちぬ」についてちょろっと書きたいことがあったので、ひさびさに更新してみようかな、なんて。
ネタバレ含みますので続きからご覧ください。




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平沢進「救済の技法」

えーどうも御無沙汰で。黒羽でございます。
超文フリ、ありがとうございました。前回からだいぶ日が空いてしまいましたが、見てる人いるのかな。
まあでも書きます。CDの感想をかきます。


平沢進の「救済の技法」です。

平沢進は映画「パプリカ」で知って、そのあと「白虎野」を偶然中古で見つけてすぐに買ったのですが、なかなかふつうのお店には置いてなくて。
普段はネット通販とかあまり使わないんですけど、やっぱり便利ですよね。

近未来的、神話的、民族的、多国籍、無国籍、独特で、壮大で、はかなくて、そしてとても懐かしい音と旋律が、丁寧な職人仕事でしっかり縒り合されたようなそんなアルバムです。構成はとても物語的で、上がり下がりのバランスもうまく計算されている。
現代のディストピアへの嘆きや、人の営みの矮小なこと、虚しいことを描いているのだけれど、それでも、そういったことの積み重ねで命が連なって、うねりをあげながら大きな大河になっていく。その一滴である自分を静かに力強く祝いながら。テーマはアルバムを通して一貫していて、毎日聴いてても本当に勇気づけられるし、飽きないです。

あんまり宗教的なタイトルで、もちろん楽曲もそうだし、引かれてしまいそうなんだけど。笑
たぶん、「わかりやすい」ものが好きな反面、「わかりやすすぎる」というのがちょっと苦手なのだと思います。
安易に「がんばれ」「会いたい」「負けないで」「愛してる」と言われることに慣れていないし、そういう一辺倒で一過性のメッセージにはいつも辟易してしまうのです。だからこういうすごく婉曲な、でも優しいメッセージに力をもらうのでしょう。歌詞を理解するのは時間がかかるけれど、それを補ってあまりある音楽の力というのもすごい。

ちなみにこれ、オリジナルリリースが1998年っていうのが信じられない。私が持ってるのは2009年に再販されたものですが。こんなお値段で買えて本当にいいのだろうか!ってくらい、良いアルバムなのです。

綿矢りさ「夢を与える」

こちらのブログでは初めまして。
中二担当の黒羽です。なんて恥ずかしい名乗りなんだ!まったく!事実なんですが!

われわれ③のメンバーは、ときどき好きな本をお互いに読みあって読書会を開きます。
読書会といっても、スカイプで集まってだらだらと話をするだけなんですけどね。本のお好きな方にはわかっていただけると思うんですが、まあそれが超楽しいわけです。
カテゴリ「三人書評」は、そういう読書会のログを編集して、見ていただこうという試み。(だよね?)

とはいえ今回は三月氏が欠席。大石さんと私の二人書評になります。
話が色んな方向に脱線したので、黒羽なりにいろいろ編集しました。
だいぶ削ったんですが、対話形式なのでクソ長いです。あとオチとかないです。まとまってません。
それでもよければ、まずはあらすじから。

**
綿矢りさ「夢を与える」
(三月さんの記事みたくリンクする方法がわかんなかったので、あとで聞いとこう)

その時、私の人生が崩れていく爆音が聞こえた──チャイルドモデルだった美しい少女・夕子。彼女は、母の念願通り大手事務所に入り、ついにブレイクするのだが。夕子の栄光と失墜の果てを描く初の長編。

今日はDVD『Quartet』

今度③で作る本は、映画にまつわるオムニバスです。
好きな映画作品のセリフを一つ選んで、それにまつわる物語をそれぞれ作ります。

その企画のために映画を何本か見ました。
今回はその作品の一つ
『Quartet(カルテット)』
(本は別の作品で作るつもりですが。)

*****





監督はなんと、皆大好きジブリの音楽でおなじみ久石譲氏。

カルテット、その中でも弦楽四重奏の話です。
中高六年間弦楽器だけの部活に所属していたので、弦楽器には思い入れがあります。(まるでクラシックに詳しくないけれど)
前回③で作った「星が見た青」でも弦楽四重奏の話を書きました。(この時は未だこの映画は見ていなかった。)
フィクションにおいてですが。音楽を複数人でやるときの、あのぴりぴりした感じがとても好きです。
言いたくないこと言って、理想の音を作る、というあの肯定は、真剣でむき出しで、青春らしくて好き。本当に仲が悪い者同士、信頼してない者同士でやると、修復不可能になるくらい遠慮がない。

音楽、に限らない。芸術をやりたいと思う人が全員芸術の神様に愛されるわけではないこととか、当たり前の様にぶつかってしまうこととか、生きていくのにはお金が必要なこととか、ストーリー自体は斬新なものではないんだけど、音楽と映像が良かったです。
楽器もって真夏に、男女四人がいなかまちを回る感じとか。
海に足を突っ込みながら四人で合奏するシーンとか、胸を打たれるほどの美しさでした。

それにしても袴田吉彦は、自分の才能を鼻にかけた鼻持ちならないイケメンがとても似合うなあと感心しました。(相棒でもそんな役をやってた。)

今日から

こんばんは、三月です。
サブカル女子担当です。

今日から、好きなものとか読んだものの話や、サークルの進捗状況を書いて行けたらなとおもいます。
進捗状況は、まああまり報告できることもないから本の話でも。
ネタバレ、というほどでもないですが、本を読むまで何も知りたくない人は、当たり前ですが読むべきではないですね。

*****

江國香織『真昼なのに昏い部屋』






何かのインタビューで子供向けの本のような文体で不倫の話を書きたくてこの本を書いたと読んだ記憶がありますが。(あやふやな記憶)
最後の最後まで誰にも感情移入できなくって、読むのに時間がかかりましたが、最後の最後が面白かった。
平凡だったはずの女が「世界の外側」に出てしまう話。
女性の自意識の話を③の大石としたりしますが、この作品も女性の自意識がテーマの一つ。
末尾の文章の投げっぱなし感は、近代文学を彷彿とさせました。
いつだったか汀こるものさんがtwitterで純文学について「伏線を回収しなくていい文学」というような(ちょっと違うかもしれません)ことを言っていて、ああこれはまさに純文学と思いました。

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