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それぞれの好きなもの、三人の書評
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11月文フリ出ます

8月の最後の日曜日に、③三人で久しぶりに集合してフルーツパーラーのような場所に出かけた。
 末広町ほど近くのその店は、サンドイッチとフルーツの盛り合わせとパフェと飲みもののセットで1500円ほどというリーズナブルなお値段の店だった。一人はそのセットを食べて、あとの二人は夏の暑さにやられて桃のパフェとブドウのパフェを食べた。
 果物を食べるたびに江國香織のエッセイを思い出す。

 作家の口福
 作家が食べ物について語ったエッセイのオムニバスの中に収録されていた贅沢な骨というタイトルのエッセイだったと思う。
 曰く、果物が好きな江國さんは自分について、とびきり良い果物をたくさん食べているので、もし自分が死んだときにみんなが自分の骨を見てなんて良い骨なんだと感動するに違いないというような内容だったと思う。(結構忘れてるな)
 だから私も果物を食べると良い骨になっている心地がするので果物を食べるのが好きだ。
 単純においしいし。
 サークルメンバーである大石と黒羽とも「なぜか果物は罪悪感がない」「でも果糖ってやばいらしいよ、吸収されやすいらしいし」とか話しながら炎天下の秋葉原を歩いた。
 特に予定も決めずに集合したのだけど、最近大石と私はDVDを持ち寄ってカラオケで観賞会をするという遊びにハマっているので、それを3人でやることにした。
 この日はDVDはもっていなかったんだけどTSUTAYAに行けば借りれる。都会は素晴らしい。しかし旧作320円でした。都会よ。
 常日頃見ている物の嗜好がばらばらなのでなかなか決まらなかったのだけど、モアナを見ることにした。
 私は曲しかしらなくて、予告も何度か見たはずだけどどんな話かつかめずにいた。
 なんとなく「良い話」なんじゃないかというので敬遠していた。
 悲劇的なことがあっても立ち向かって頑張る主人公、みたいな話とか花嫁が死ぬ映画が私は苦手なので。
 カラオケはどこもかしこもいっぱいでたくさん電話をかけてようやく空いてるところを見つけて入った。その間も最近読んだ本の話とか、最近ハマっているものの話をした。
 今度の文フリではアンドロイドをやりたいなと思っているので、参考図書参考映画などにアンドロイドものを意識している。

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ) 森 博嗣
 黒羽はこのシリーズを読んでるらしく、プレゼンが上手なので、大石も私も読みたくなってしまった。(帰りにTSUTAYAによって探したけど売っていなかった)

ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書) 石黒 浩
 私はこの本を買った。まだ読んでない。

 モアナは面白かった。スナックを食べてドリンクバーのジュースを飲みながらたまに感想を言い合って三人で映画を見るのはすごく楽しかった。
 モアナは全然花嫁が死ぬ映画じゃなくって、アクションだった。
 一生懸命知恵をつかって努力して成長して、自分の島に平和をもたらすために、自分のなりたい自分になるためにモアナが頑張る話だった。
「なんで全部自分でやるヒロインにしたのになんでもできるお助け男みたいなキャラクター出て来ちゃうんだろ」
「師匠キャラだと思えばいいんじゃない?」
 大石と黒羽が話している内容も楽しかった。

 なんか、ここ最近私はすっかり疲れて病んでいた。
 オタク活動で二次創作の同人誌を作っているんだけど、その、なんというかマウントの取り合いみたいなのに正直本当にうんざりしてたのだ。
 私が一番センスある、あいつはセンスない、あんな二次創作するなんて私生活がしんどいにちがいない。などなど。
 そういう言葉をけっこう聞く。
 自分が直接言われたわけでもないのに正直死ぬほど傷つく。
 おしゃれで美人のオタクのみなさんには申し訳ないけど、私にとってオタク活動もフィクションも正直現実の逃げ場だ。
 美人でお洒落で仕事ができてコンプレックスが一切なかったら絶対にオタクをやっていない。
 毎日おしゃれな場所に出かけて、おしゃれな食べ物とか飲み物とかと自分の写真をInstagramに上げると思う。
 バカにしてるんじゃなくて、本当はそういうことをしたいんだけど、自分のことが全然好きじゃないから、自分が登場する遊びを楽しめないのだ。
 その点フィクションは良い。
 自分がいなくても楽しめる。
 成立する。
 二次創作をすることも、別に自分の主張はない。自分の欲望みたいなのは出るかもしれないけど、そこに自分はいない。
 おしゃれじゃなくてもいいし、美人じゃなくてもいい。
 気を遣わなくってもいい。
 それが創作だと思う。
 まして、プロでもない。同人誌だ。
 なのに、なんか書いてはどういう日常生活を送っているのかと想像されたり、下手だと陰口叩かれたりレベルが低いとかそのカップリングでやる意味ないとか。
 え?何やってもよくないか?いいでしょ別に。
 推しのえっちなところ見たいからえっちな絵を書いたり、
 どうしてもそのシチュエーションに推しを落とし込みたいとか、
 そういう欲望に忠実にパロディ書いてもいいでしょう。
 なんの権限があっててめえは人の創作にいちゃもんをつけるんだ。
 
 というようなことで私はとっても疲れていた。
 創作活動において制約されながらやるのは無意味だ。
 で、もうすっかり何をする気も起きなくて、好きでやっていることなのに、やろうとすると悲しくなったり腹が立ったりするという世界一わからないジレンマに苦しんでいた。
 ……んですけどね、③の三人で会って映画見たり本の話してたら元気になった。
 もうすぐ一緒に本を作るようになって10年くらいなんだけど、少なくともこの子たちは私が作ろうとしたものとか他人の作ったものにむやみにノーを言わないし、基本的にはイエスの姿勢だなと思ったら、前向きになってきた。
 否定されて疲れたときは、肯定的な旧知の友達と遊ぶのが一番だなと思いました。
 11月、頑張るぞ。
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こっくりさん

という本をつくりました。
こっくりさんにまつわるお話はこんな風に始まります。

*****

 少女たちの声は鈴を転がすようだった。内緒話のさざ波は寄せては返し、またうち寄せた。
「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら「はい」へお進みください」
 少女たちは揃いの服を着て、唱和する。その光景はどこか儀式めいていた。
 動いたらどうしようと思っていた。動いたら質問をしなくてはいけない。
 けれど、10円玉を乗せた指はぴくりとも動かない。
 少女はほっとした気持ち半分残念な気持ち半分だった。
 こっくりさんにきいてみたいことはあった。だけど、その答えは知りたいけれど知りたくないことだった。
「なあんだ、やっぱりイカサマなんじゃない」
 少女たちは笑いながらそ の紙をゴミ箱に捨てた。
 学校を出て、彼女たちは何が楽しいのかきゃらきゃらと笑った。
 ブレザーの少女たちの集団は、セーラー服の一人の少女とすれ違う。
 セーラー服の少女は、少女の集団が「こっくりさん」という言葉を口にするのを耳にした。
 こっくりさん、なんだったっけ? そんなことを考えながら彼女が歩いていると目の前に電信柱が現れる。
 電信柱には乱暴に貼り付けられた白い紙があった。
 少女はそれを手に取る。
「○月×日 こっくりさんをやります。参加される者は集合されたし」
 そんな文言と一緒に簡単な地図が添えられていた。
 その紙を見て、少女の頭の中には一人の顔が思い浮かんだ。窓辺でアンニュイな表情を浮かべるあの子に、この紙 を渡してみよう。
 少女は胸を躍らせて家路を急ごうとした。そのとき、風が紙をさらった。
 4つに折られたその紙はすぐに落下して地面を走っていく。セーラー服の少女が紙を追いかけていくと、目の前には犬を連れた少女が現れた。
 犬を連れた少女はその紙を拾い上げるとセーラー服の少女に手渡した。
「はい」
「ありがとうございました、大事な紙なんです」
「それは良かったです」
 犬を連れた少女は微笑んですぐにその場を去っていった。
 セーラー服の少女も今度こそ家路を急いだ。
 こっくりさん、こっくりさん。
 どうぞ、おいでください。
 どこかでそんな声がした。

第二十回文学フリマ レポート【当日】

てなわけで当日です。
→ホテルのロビーに三人で集合して最寄り駅までとことこ歩きます。
→近くのコンビニで値札とかあらすじとか当日必要なものをすりだす。あってよかったセブンイレブン。
→駅のそばにある可愛いの。

→電車で東京流通センターを目指す
→ここで事件発生
→三月が階段でこける。下るときにへんな力が入って膝から下が動かなくなり膝を地面に強打。黒羽がなんとか滑り落ちないように腕を掴んでくれた。
階段の後ろあるいてる女性たちからも「え??」「大丈夫?」と軽く悲鳴が上がる
黒羽のお陰で一命を取り留めた三月ちゃんだったが、大石と黒羽から「ヒールなんかで来るから」とお叱りを受ける。反省。
→そんなこんなありましたが、到着です!
→早速スペース設営

完成!
→今回は斜め向かいが高校からの友人 迷い家の高迫くん@kaidanmayohiga


→声かけて立ち読みをすすめまくる三月
三月「教授萌の人以外と少ない?」
大石「そうなのかな?」
三月「老眼鏡とか、もはや好きな三文字熟語だよ」
大石「私は石田彰」
勝手にもほどがある会話をしててもお腹は空くのです。

最大手サークルことターリー屋さんのカレー!
→もぐもぐ食べている間にも既刊や新刊をかってくださる方がいて歓喜!!
→Twitterやら文フリの度にお世話になっているみどりむし書房のお二人 独蛇夏子さん@natsuheavyと、華音さん@midorinokanonが遊びに来てくださる。いつもありがとうございます。
→さらにはお友達もきてくれました!高校からの友人やら大学の先輩やら別のイベント帰りや、製本を見守ってくれたの大学の友人!
皆様ありがとうございました!

これは先輩からの差し入れ。中国製でどこか顔がおかしいクマのプーさん。
→そんなこんなやっている間に撤収の時間が近づいて昨日からはしゃぎまくった我々は早々に撤退
→東京駅で黒羽見送りがてらだらだらとお茶して解散!
(黒羽がお土産選んでる間ずっとうたプリとお笑いの話をしている三月と大石でした)

*****

さて!次回は!(つってもいつの参加になるか未定ですが)
「こっくりさん」がテーマ!!
ちょっと不思議な系の話に!なる!予定です!
ぜひスペースでお会いしましょう!

第二十回文学フリマ レポート【準備】

文学フリマのレポートです。
準備と当日で、二回に分けてレポート書きたいなあと思っています。
我がサークル③の会議などの一連の流れ。

1/21 企画会議
→③は毎回共通のお題をもうけてそれに沿った小説を三人でかくって感じでやってます。
今ままでの企画
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=31547522
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35237843


ラインやスカイプで
(みんなばらばらに住んでてあんまり会えないから)
やりたい企画を好き勝手いいあいます。その中でやりやすそうなのをほりさげていきます。
→ゼミものをやりたいねーとなったので、
→三人で教授のャラクターだけ設定して相手役は自分で好きに決めてやろう
→日本文学科の教授という設定だから、日本文学の作品をエッセンスとしていれよう
→ということで今回の企画が決まりました。
→最後に教授のキャラ設定となんとなくの締め切りを設定してこの日の会議終了ー

★3月
→みんなが締め切りを破り続ける

★4月
→タイトルを決めたり表紙があがってきたりしてテンションがあがるがなかなか原稿が集まらない

★5/3(前日)
→明け方近くやっと原稿があつまる
→黒羽が東京にやってくる
→三月:編集が始まる(段組したり、目次のデザイン考えたりページ調整したり)
→黒羽と大石:新宿で合流して表紙を先に印刷してくれる
→三人+友人と合流してお茶する
→セブンで本文を印刷しまくる 
→友人と別れて羽田空港そばのホテルに向かう 

*****

道中の電車で向かいに人が座ってなかったんだけど椅子になにかのっかってる
大石「なんだろ? お金?」
黒羽「シュシュじゃない?」
三月「指サックじゃない?」
(三人とも目が悪い)
確認すると500円玉と100円玉一枚ずつだった。
黒羽「600円」
羽田空港なんたら駅について駅員さんに600円渡す

*****

→羽田空港に到着!
外国人が喜びそうな日本だ!私の好きなやつ!とテンションがあがりまくる


→夕ご飯終えてバスを乗り継いでホテルに到着

*****

黒羽にチェックインを任せてぼおっとホテルのロビーにあるソファの前で佇む大石と三月。
ふとソファを見ると、何か乗っかっている。

大石「……嘘でしょう?」
三月「……いや、嘘だよ嘘」
なんと、そこには500円硬貨が!!
大石三月「「くろはーーーー」」
興奮して黒羽を呼びに行く。
拾ってみるとそれは硬貨が重なり合っていたが610円だった。
大石「こわい」
三月「次は615円で次は616円見つかる」
大石「こわい」(しきりに怖がる)
三月「ああ、テンションあがる!恩田陸の黒と茶の幻想みたい!」
大石「なにそれ」
三月「読んでないの?」
などと好き勝手話し合ってる間に部屋に到着。
(新刊のテーマをこれにしたい!って言ったら拒否された)

*****

→大石の部屋に集合して製本開始
→製本の道具やらを部屋に取りに戻ったらいきなりネコ耳がついたヘアバンドをもらう
→大石「誕生日プレゼントだから」
→三人でネコ耳つけながら製本(文化祭ノリ)

本が完成!!


撮影会したりひとしきり終わったら各自部屋に戻る。
いよいよ明日は文学フリマだ!!

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HN:
三月
性別:
非公開

P R

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